第二次長州征伐(だいにじちょうしゅうせいばつ)
とは、長州軍が幕府軍に勝利した戦いのことである。
幕府軍は
第一次長州征伐で、戦わずして勝利した形に不満があったため、幕府軍は長州藩に対して第二次の長州征伐を開始する。ところが、前回とはまったく違う長州軍はわずか3500人ほどであったにもかかわらず、最新の武器を装備した、大村益次郎によって近代的な戦い方と
高杉晋作が指揮をする
奇兵隊が中心となり長州軍の勝利となった。一方で
西郷隆盛率いる薩摩藩は幕府の協力藩として振舞っていたが、すでに
薩長同盟の密約を結んでいたために幕府の出兵要請を拒否した。そして敗戦が続く幕府軍は戦いの最中に第14代将軍の徳川家茂が病気で死去したのを理由に兵を引きあげ停戦を宣言した。